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内視鏡システムを導入しました。

当院でも内視鏡検査が出来るようになりました。

消化管内視鏡は先端にカメラのついた細い管(スコープ)を口から挿入し、食道や胃、十二指腸を確認したり、肛門から挿入して大腸を確認する検査です。

また、異物が食道内や胃内にある場合には異物摘出にも使用します。

 

慢性的な吐出・嘔吐、下痢を示している動物では食道、胃、十二指腸や大腸内の状態確認や細胞の検査を行うための組織採取を行う必要がある場合があり内視鏡が適応されます。

 

当院では小型犬や猫ちゃんへの適応のために径の細い内視鏡を導入しました。

細い内視鏡の為、動物さんのサイズによっては通り道が細い鼻や気管の確認も可能な場合があります。

 

人と違い、動物さんの場合には内視鏡検査でも全身麻酔が必須となりますので、検査の適応についてはよく検討する必要があり、十分ご説明させて頂いた上ですすめます。

お知らせ 2019/01/13