ブログ

2020年05月

猫の心筋症

心臓病専門外来をご担当いただいております、日本獣医循環器学会認定医の髙智先生より、今回は猫ちゃんの心筋症について以下、ご説明いただきます。

 

本日はネコで最も多く認められる心臓病である心筋症についてお話したいと思います。

 トップ画像は肥大型心筋症により重度に心臓の筋肉(心筋)が分厚くなってしまったネコの心エコー画像です。

 心筋症とは心臓の機能障害を伴う心筋の病気の総称であり、WHO/ISFC(世界保険機構/世界心臓連合)合同委員会により、肥大型心筋症、拘束型心筋症、拡張型心筋症、不整脈源性右室心筋症、分類不能型心筋症の5つに分類されます。その中でもネコで最もよく認められるのが肥大型心筋症です。
 この病気の病態は、肥大した心筋による心室の拡張する機能の低下とそれに伴う心室の内腔の狭小化による心室充満の不良です。また心筋の肥大による心筋の酸素要求量の上昇と血管の圧迫により心筋虚血を生じます。

 メインクーン、ペルシャ、ラグドール、アメリカンショートヘアー、スフィンクス、雑種に多くみられ、メインクーンとラグドールではそれぞれ特定の遺伝子(ミオシン結合タンパクC)の変異により発生することが証明されています。
その中でも、メインクーンやスフィンクスは他の品種と比較して若齢でも発生する可能性があります。

続きを読む

新型コロナ対策について(5月7日以降)

新型コロナウイルス拡大に伴い緊急事態宣言が発動しており、当初の予定では5月6日まででしたが、解除が延期されることとなりました。

このような事態においても愛犬・愛猫の飼い主様、獣医療スタッフの感染防御を確保しつつ必要な診療業務を継続するため、引き続き緊急事態宣言が解除になるまで、当院では最大限感染拡大防止策を実施していきたいと思います。

※飼い主様同士の接触を避けるため、

「事前にお電話にて診察順をお取りし、診察直前にお呼出しします」ので直接来院を避けてください。

続きを読む

お知らせ 2020/05/09