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子犬のしつけ(①甘噛み)

甘咬みはごく自然な子犬の行動で、本来であれば幼い時期に親や兄弟と触れ合う中で、子犬は咬み加減を学習していきます。
しかし子犬は早い時期に親兄弟から離れ、こうした咬み加減を学習する場がなくなってしまうので、
飼い主が咬みつき抑制を教える必要があります。
子犬の時期の甘咬みを放っておくと、将来本気の咬みにつながりやすくなります。
生後5ヶ月くらいまでには、しっかり咬みつき抑制ができるように教えましょう!
●まずはロープ状のオモチャを使った引っぱりっこや、ガムなどのかじるオモチャを与えて、
 エネルギーの発散を十分に行い、かじる欲求を十分満たしてあげましょう。
 また手を使った遊びは一切やめましょう。

●子犬どうしの遊びでは、強く咬んだら咬まれた相手が「キャン」と言って、
 楽しい遊びが止まります。
 これを応用して、子犬が甘咬みしたら「あっ!」もしくは「痛っ!」とひと声言って、
 そのまま子犬を置いて部屋から出ましょう。
 子犬が楽しい遊びが中断されたと理解すれば良いので、
 部屋から出て行く時間は20秒程度でかまいません。

●子犬が「人の手や足を咬むと楽しいことがなくなる」と理解できるまで、
 根気よく繰り返し行いましょう。