紀子先生の出勤日は、
●「午前」勤務:7月1,3,4,6,8,9,10,11,13,15,16,18,20,22,25
●「日曜・祝日」勤務:7月5,19,23,26
です。平日・土曜の午後は原則お休みになります。どうぞよろしくお願い致します。
神戸市垂水区にあるかみよし動物病院のHPです。
かみよし動物病院の最新の情報をお届けします。
紀子先生の出勤日は、
●「午前」勤務:7月1,3,4,6,8,9,10,11,13,15,16,18,20,22,25
●「日曜・祝日」勤務:7月5,19,23,26
です。平日・土曜の午後は原則お休みになります。どうぞよろしくお願い致します。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、小学3年生~6年生を対象とした、今年度のどうぶつのお医者さん体験は開催をとりやめることとしました。
楽しみにしていただいていたお友達には、残念なお知らせで心苦しいのですが、開催できる状況になりましたら、パワーアップした内容で実施したいと思いますので、楽しみにしておいてくださいね。
保護者の皆様におかれましても、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
【臨時休診のお知らせ】
7月24日(金・祝)は、臨時休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。
尚、前日の7月23日(木・祝)は10:00~14:00の間の診察で予約制となっております。診察をご希望される場合は、お電話ください。(TEL:078-752-1210)
心臓病専門外来をご担当いただいております、日本獣医循環器学会認定医の髙智先生より、今回は犬・猫の不整脈について以下、ご説明いただきます。
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今日は不整脈についてお話させていただきます。
不整脈と聞いて、みなさんはどのようなことを想像されるでしょうか?
犬の1分間の心拍数は約60〜180回(大型犬のワンちゃんではもう少し低い傾向)で、猫では約140〜220回と言われています。人間の1分間あたりの心拍数が約60〜90回くらいなので、犬では少し高め、猫では人間の2倍以上の心拍数が正常となります。心臓は、この回数の範囲内で、規則正しいリズムで毎日動き続けています。
不整脈とは脈がゆっくり打つ(徐脈性不整脈)タイプと、脈が早く打つ(頻脈性不整脈)タイプが存在します。脈がゆっくりになりすぎても、早くなりすぎても、心臓は全身にうまく血液を送ることができなくなります。
心臓病専門外来をご担当いただいております、日本獣医循環器学会認定医の髙智先生より、今回は猫ちゃんの心筋症について以下、ご説明いただきます。
本日はネコで最も多く認められる心臓病である心筋症についてお話したいと思います。
トップ画像は肥大型心筋症により重度に心臓の筋肉(心筋)が分厚くなってしまったネコの心エコー画像です。
心筋症とは心臓の機能障害を伴う心筋の病気の総称であり、WHO/ISFC(世界保険機構/世界心臓連合)合同委員会により、肥大型心筋症、拘束型心筋症、拡張型心筋症、不整脈源性右室心筋症、分類不能型心筋症の5つに分類されます。その中でもネコで最もよく認められるのが肥大型心筋症です。
この病気の病態は、肥大した心筋による心室の拡張する機能の低下とそれに伴う心室の内腔の狭小化による心室充満の不良です。また心筋の肥大による心筋の酸素要求量の上昇と血管の圧迫により心筋虚血を生じます。
メインクーン、ペルシャ、ラグドール、アメリカンショートヘアー、スフィンクス、雑種に多くみられ、メインクーンとラグドールではそれぞれ特定の遺伝子(ミオシン結合タンパクC)の変異により発生することが証明されています。
その中でも、メインクーンやスフィンクスは他の品種と比較して若齢でも発生する可能性があります。
新型コロナウイルス拡大に伴い緊急事態宣言が発動しており、当初の予定では5月6日まででしたが、解除が延期されることとなりました。
このような事態においても愛犬・愛猫の飼い主様、獣医療スタッフの感染防御を確保しつつ必要な診療業務を継続するため、引き続き緊急事態宣言が解除になるまで、当院では最大限感染拡大防止策を実施していきたいと思います。
※飼い主様同士の接触を避けるため、
「事前にお電話にて診察順をお取りし、診察直前にお呼出しします」ので直接来院を避けてください。
暖かくなると、人も過ごしやすいのですが、厄介なことに、ノミも活発になります。
ノミに吸血されると、様々な被害が犬や猫、そして飼い主様にも起こる可能性があるため、定期的な予防をお勧めします。
ノミについてのお話と、よく質問をいただく、塗布タイプのノミ・マダニ予防薬の使い方についても、ご説明したいと思います。
コロナウイルス感染症の急激な拡大に伴い、緊急事態宣言が発令されました。兵庫県は対象の地域になっております。このような事態においても、愛犬・愛猫の飼い主様、獣医療スタッフ等の感染防御を確保しつつ、必要な診療業務を継続するために日本獣医師会より推奨される対応方策に則り、4月8日以降につきましても、診療を行います。
心臓病専門外来を担当いただいております、髙智先生から心疾患についてブログで以下、ご紹介いただきます。
今日は多くのワンちゃんに認められる僧帽弁閉鎖不全症という心臓病について説明したいと思います。
僧帽弁閉鎖不全症は、全ての犬種に見られますが、特にマルチーズ、シー・ズー、ポメラ二アン、チワワ、プードル、ダックスフンド、ミニチュア・シュナウザーなどの主に小型犬に発症率が多いと言われています。高齢になると発生しやすく、ワンちゃんの心臓病の中で約80%を占めると言われている発症率が高い病気です。年齢の統計では16歳ですと75%のワンちゃんが発症していると言われています。
キャバリアキングチャールススパニエルだけで見ると、1歳の時点ですでに33%がこの病気を持っており,4歳以上では60%にまでのぼります。